警察学校について誤解している人が多いようなので記事にしておきます
「警察官になるには必ず警察学校に行かなくてはいけないのですか?」
↑こういった質問や相談がけっこうな数で来ます
どうやら警察学校というものを大きく誤解しているようです
警察学校は警察官になるために行く学校ではありません
警察学校は警察官になる人が行く学校ではありません
警察官になった人が警察官になってから入る学校です
警察学校に入っている人はすべて警察官(または警察事務職員)です
警察官になるには、警察が行っている採用試験で合格する必要があります。
採用試験に合格して、晴れて警察官になる。
この時点で警察官です。公務員です。
例えばそれが4月1日からだったとする
で、4月1日から警察官としてまず何をやるか
いきなり交番やパトカーなど実戦には配置されません
そこでまず配置されるのが、警察学校です。
4月1日から警察学校に入って、警察官の仕事について学びます
大卒コースなら6か月、高卒コースなら10か月。
だから、警察学校はすでに警察官になった人が行く学校です
警察学校は警察組織のひとつです。
警察学校に行っている間も、警察官としての給料ももらえるし、警察手帳だって持たされます。
保険証は警察共済の保険証になります
年金も公務員共済に入ります
警察官採用試験に合格するために行く学校ではありませんよ
警察官採用試験の受験指導をする学校は民間企業の予備校です
合格実績No1でいえば東京リーガルマインド
など
こういう学校は、大学に合格するための予備校と同じです。
もちろん警察学校ではありません。
だから「警察官になるには警察学校に行かなくてはいけないのですか?」
というのは間違いです
警察官にならなければ警察学校にはいけません