私が警察官になったのは、20代半ば
大学を卒業して、企業で働いて4〜5年の時だった
4月に職場でどうしても納得いかないことがあり、他の仕事を考えるようになった
特に警察官になりたいとか、小さい頃から夢だったとかそういうのはまったくなかった
学生時代の親友が警察官をやっていて、警察のことを時々聞いたり、勉強すれば試験には受かる、と聞いていたのが理由だ
どうしてもやりたいことを目指す、というのではなく、とりあえず受かりそうなところだったから、という理由で選んだ
とはいえ、勉強しないで受験しても受かるような試験ではない
過去問を見たところ、文系の私には拒絶反応を起こす理数の出題もあることがわかった
試験まであと3ヶ月もない
幸運なことに、文系の問題は大学でやっていたことがかなり出題される
とにかく理数の克服、特に数的処理と判断推理、この二つをどうするかが最大の壁だった
そこで私は、大学の同級生で警視庁で働いている友人に連絡をとり、いい方法がないか相談した
すると、彼が受験した際に利用した予備校がとてもよかったと教えてくれた
その学校はLEC東京リーガルマインド という学校だった
結果的に私が3ヶ月で合格できたのは完全にこの学校のおかげだった
合格までの詳しい経緯はこちらの記事で⇩
こうして限られた時間を集中的に投入した結果、8月には採用内定通知が来た
そして9月から警察学校に入校することが決まった
その時付き合っていた彼女がいたが、彼女は喜んでくれたが、本心はいろいろ複雑だったらしい。それを私が知るのはずっと後になり、それが別れる原因にもなっていく
警察官にならなければ別れていなかったかどうかはわからないが、これから警察官を目指す人は、自分が警察官になるということを周りの人がどう思うかの例として知って置いて欲しい
彼女との詳細はこちら⇩
こうして20代半ばで、転職で警察官になることになった
8月までの私の生活は9月の警察学校から一変することになった。
⇩次回は警察学校に入校する時の話